埼玉県横瀬町にある寺坂棚田から武甲山を眺めています。
【小話 世界は自分の中でいくらでも輝く】
近頃僕は自分の周りの家具などを自作することが楽しみになっています。僕の家は元々前妻との家族で済むために買った家、買ったばかりですぐに離婚になり、あっちゃんと出会う前にお付き合いした一人の女性と同棲しましたが、僕自身がその人との結婚を望めなかったのでその人とはお別れしました。
家はあっちゃんの知らない僕をいっぱい知っているため、あっちゃんにはこの家はかなり嫌なはずなのに、それでも割り切って僕の家で過ごす時間を良い時間にしてきてくれました。
秋になると棚田にたくさんの曼殊沙華が咲き乱れます。
僕はあっちゃんとの二人だけのオリジナリティでこの家を変えていければいいなと思っています。もちろん最終的には白樺の家に住むのが夢なんですが、その時にもっていく家財道具は二人で全部手作りしたものを持っていけるようになればいいなと思っています。
光を浴びて収穫の時を待つ
クロアゲハが曼殊沙華に戯れています。
僕は今まで家具とか設備はお金を出して買うものだとばかり思っていました。もちろんお金を出して気に入ったものを買うことはとても豊かなことだと思いますが、自分で創ったものというのはそれ以上に豊かだなと思いました。
だって、世界に一つしかないわけだし、素人が作った作品とは言えない棚やテーブルでも自分で創り出したものを使っているという現実は、何にも代えがたい満足感があるということに気づいてしまいました。
そして何より、自分の未来の可能性や夢が膨らみます。あれも作れる?これも作れる?と自分の未来にとてもワクワクします。
人は夢を持ち続ける生き物だと思います。夢を持ち続けるからワクワクしながら人生のステップを上っていけます。そして理想の世界の創造主として生涯を楽しんでいくのです。
このブログも自分で創ることの一環として取り組んでいます。自分という意識体を自分で創り上げています。自分のスタイルを創り上げていく楽しさに気づけて本当に良かったなと思っています。
撮影地:埼玉県横瀬町 寺坂棚田