白樺王子の愛するブログ

ほんとうのしあわせのために

【プライベート】僕たちは大きな体の子供です

 

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大人だって、子供みたいに甘えたっていいじゃない

僕たちは二人の時間、何をしているかというと、何もしません(笑)。くっついて寝てることが多いです。共通の趣味といったものも特にないですし、話が楽しくてしょうがないという訳でもありません。(楽しいですがね、会話は少な目という意味合いです。)

よく、付き合う人は共通の趣味があったりするといい、なんて言われていますよね。僕も婚活時代はそういう出会いを求めていたし、一緒にスキーが出来たらいいなぁ、カメラで写真を撮りに行けたらいいなぁ、楽しさが分かち合えたらどんなに素敵なんだろうって憧れを抱いていましたが、今となってはそれ以上に、もうこれ以上のパートナーシップはないんじゃなかろうかという絆を結んでしまい、趣味とかそういうのはほとんど関係なくなってしまいました。

では、何がそこまで硬い絆を結ばせてくれているのか?

「安心と安らぎ」

これに尽きると僕は思っています。

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僕の最愛の人、あっちゃんは実はすごい壮絶な過去を経験しています。大学在学中にしりあった元旦那さん、彼はミュージシャンでした。あっちゃんは彼と出会ったときにとても大きな十字架を背負っているのが見えた、自分が何とかしてあげなきゃ、この人の人生はとても暗いものになると使命感に包まれて彼との交際を決意したそうです。

そして20年、自分が働き彼に100%音楽だけに向き合える環境を作り続けたそうです。それが原因で心と身体を壊し、今では長時間働くことが難しくなってしまっています。しかしながら、彼のバンドはすくすく成長して、ある界隈では日本屈指のバンドと言われるまでに成長したそうで、先日フジロックで大観衆の前で演奏しているのを見たときは、この人(あっちゃん)は本当にもの凄い愛情の持ち主なんだなって、改めて少し見る目が変わったというか、尊敬のまなざしで見つめる自分がいました。

そんな人がどうして僕を選んでくれたのか、正直なところ「?」なんですが、あっちゃんは僕の中に宿る「純心」と「幼心」に惹かれたと言っていました。なぜなら自分も子供だからと、同じものを感じてくれたそうです。

そしてあっちゃんは「大人になる必要なんてない、自分が子供であり続けるのは使命だ」と言っていました。僕はあっちゃんと付き合いたての頃は、何とか自分を良く見せようと必死でした。でも、あっちゃんは本心を見せない僕に少し戸惑っていたように今考えると思います。

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僕が本当にあっちゃんに対して自分を包み隠さずに見せれるようになってきたのは、付き合ってから1年後くらいからだったと思います。

それまでは、やっぱりどこかで気を使っている大人の関係、幾度となくぶつかり合い、離れては戻って、離れては戻って、繰り返しているうちに本当に安心できる関係ができていったんだと思います。

僕は一度離婚を経験して、好きな人、大切な人との別れを極端に恐れていました。もう二度とあんな経験はしたくない、そんなエゴが自分の中にあって、それをあっちゃんに押し付けてしまっていたんだと思います。

別れをカードに話をされると、そんな簡単に別れを切り出す人なんて、僕のパートナーじゃない!って怒りの感情が湧いてきてしまっていました。そして、拗ねる、殻にこもり言葉を発しなくなる、するとあっちゃんは2,3日すると必ず自分が悪かったって、会いたいって言ってきてくれるんです。

拗ねた僕は、自分でも閉じこもった世界から外に出るのが難しくなってしまいます。でも、あっちゃんは車をすっ飛ばして僕の家にきて、僕の頭を抱きかかえれば、殻に閉じこもった僕の心はたちまち元通りに戻ってしまうのです。

そしてあっちゃんも心が疲弊して疲れたときに、僕があっちゃんの頭を抱きかかえて、撫でてあげると、とても安心してすやすや眠ってしまいます。僕たちはお互い、まるで駄々をこねた子供を諭すように頭を優しく撫であい、お互いの胸の中で安心な気持ちになることを、心からの安らぎと感じています。

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大人になんてなりません(笑)。

僕も今では大きな体の子供の自分がとても好きな自分です。いろんなことにワクワクできるし、夢も子供心の方が綺麗に持てるんです。「どうせ」とか、「そんなの無理に決まってる」なんて、現実的に考える必要なんてないんです。

二人で一緒に、あれがしたい、これがしたい、と言い合って、本当にそれが実現されていくのがとても楽しいです。先日初めてキャンプしたのも、去年からずーっと湖畔でキャンプというワードを二人で温めていたことが、叶った現実でした。

 

shirakabaouji.me

 僕たちは二人の宇宙(二人だけの世界)ができていくのがとても幸せです。最近は僕の家の中のものも、二人で買ったもの、二人で創ったもので埋め尽くされてきました。DIYなんて全然興味なかったし、観葉植物を家に置くなんて昔の自分からはまったくもって考えられませんでした。でも二人でイメージしあった結果、現実がどんどん変わっていくのです。

いずれ本当に白樺に囲まれた家で二人で24時間365日共に同じ時間を過ごせるようになるとずーっと願っています。その時はきっと来る、そう思っているだけでも本当にしあわせです。

見た目は大人だけど、心の中はまるで未就学児の男の子と女の子が仲良く遊んでいる、僕の世界、そしてあっちゃんの世界もきっと同じだと思います。そこがきっと僕たちを硬く結びつけている、二人の宇宙なんだと思います。

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あっちゃんの存在に感謝して。今日も愛しています。

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最後までお付き合いいただきありがとうございました。