白樺王子の愛するブログ

ほんとうのしあわせのために

【小話】何を言われても動じない自分でいたい

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世間体に負けそうになるとき

僕は親戚が苦手です。親戚の集まりがあると、とても重い気持ちになってしまいます。先日は僕の義理の妹の結婚式に参加しました。僕の母親の再婚相手の娘です。僕の家系は女系がかなり強い気質の人が多く、また男系が口先ばかりでやることやらない「ダメ長男」という認識を持っているので、自ずと僕もダメ長男として認定されています。

 

そんな中に入っていくのがとても重たい気持ちになります。居心地が悪いし、話をすれば、そんなつもりで言っているわけでもないのに「感じ悪い」と解釈されてしまったり、あまりいいようにとってもらえず、なるべく関わらないように接してきました。

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でも、僕がそういう雰囲気なので、親戚付き合いの継続が危ぶまれている危機感を感じているらしく、みんなで仲良くなりたいと最近何かを計画する節をちょくちょく見せてきます。

先日、義理の妹の結婚式に参加し、親戚一同が集まった時にまたそういう話になりました。彼女たちは「ダメ長男」がしっかりしないからといつものように言っていましたが、なぜか僕のそばに寄ってきて「今度遊びに行くからその時はよろしくね」と声をかけてくるのです。

 

その時に感じたのは、彼女たちはどうも本気で「ダメ長男」と思っているわけではなく、軽くいじっているようなノリのようなのです。

私の祖母の系統の女性はかなり厳格な家庭だったようで、相当親に否定されまくって育てられてきた女性の家系なようなのです。そういうわけだからか、彼女たちは遠慮なく否定してきます。大抵のことは「お前が悪い」と軽く切り捨てます。僕もさすがにそんな風に言われると、とても嫌な気分になるので彼女たちの話はやんわりと聞き流して笑い流しているのですが、僕が付き合いを好まないことを変えようとしてくる節を最近感じるのです。

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彼女たちは自分たちが発している言葉が、軽く人を傷つけていることに気付いていないのでは?と、そして、自分が発した言葉で傷つく弱いあなたが悪い、強くなればいい、そう思っているのかもしれないなと思ってしまいました。

僕は親戚付き合いを大切にするということはいいことだと思います。しかし、波長が合う、合わないは絶対にあるはずなんです。親戚だから絶対に親しくしなくてはいけないということもないと思うし、気が合うどうしで仲良くすればいいだけだと思うのです。

実際、祖母系と祖父系の親戚の雰囲気が全く違うので、集合するといつも必ずグループが分かれますし、話も合いません。祖父、祖母が他界した今、付き合う意味を感じなくなってきたのか、祖父系の親戚は妹の結婚式に参列しませんでした。

 

自然の流れに任せればいいのだと僕は思います。無理に仲良くする必要もないと思うのです。自分が進むべき道を歩いていれば、自ずと波長の合った仲間に出会うのだと僕は思います。そしてその仲間に出会えたのであれば、それは生涯の宝として大切に大切にすればいいのだと僕は思います。

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こんなことを考えてしまう自分が不幸だと思いました

この記事を書いていて、こんなことを考えてしまう僕はなんて不幸な人なんだろうと、自分で自分を憐れんでしまいました。この記事を書いてブログにアップするかも相当悩みました。こんな愚痴のような内容では僕の心が少々痛むからです。しかし僕の正直な想いを記録として残したい、そんな想いから記事をアップすることに決めました。読んでいただいた方に本当に申し訳ないと思っております。ごめんなさい。

ここ数日間、本当に悩んでいました。彼女たちに何度もメールをしようと考えてしまったし、縁が切れちゃってもいいなんて思っていました。

しかし僕は思いました。感謝の気持ちが足りないなと。自分の物差しで相手を変えようとしているのは僕だと気づきました。「ダメ長男」認定されているのは、僕にも何か原因があるわけだし、しっかりと肝に銘じて「ダメじゃない長男」を目指すべきなのかな?と。いや、「ダメ」だろうがなんだろうが、もっと僕がしっかり僕を愛せていれば、何を言われても動じない自分でいられるはず。

「ダメ長男」だね~(笑)ってにこにこしながら聞いていられる自分になりたいなぁって今は思っています。どんなことでも笑顔で受け止められる強さが僕には必要だなって思います。今これを書いて一つの解が見つかったような気がしています。

このような僕の話を最後まで読んでいただき本当に感謝しています。ありがとうございました。

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撮影地:埼玉県 川越水上公園