白樺王子の愛するブログ

ほんとうのしあわせのために

【楽しく生きるコツ】目の前にあるものに感謝するといいことばかりになります

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便利な世の中になりましたが...

ここ数十年で世の中は劇的に変化しました。とても便利になり、生きていく苦労も昔に比べたらだいぶ軽減されたのではないでしょうか。そして、ネットで買い物が出来るようになり、アマゾンなんかで頼めば次の日に届いたりしますよね。本当にすごい世の中だとつくづく思っています。

しかし、便利というのは感謝への盲目にもなりうるとも思っています。すぐ届くのが当たり前などと考えてしまうと、届かないときにイライラしたり、困ったりという自分を創ることになってしまいます。

当たり前の気持ちで発想が変わってきてしまう

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僕は職場でいつも仕出し弁当を頼んでいます。毎日とても美味しいお弁当を低価格で頂けるので本当に助かっています。しかし、毎日当たり前に食べていた僕は、ある日こんな風に思うことがありました。

「なんだか、また昨日と同じおかず。手抜きしてるんじゃないのか?」

その時の僕はこんなことを「無意識」に考えてしまっていたのです。

確かにおかずが昨日と同じものが入っていたりすることもあります。お弁当を頼みだした当初は清々しい気持ちで美味しく食べていたはずなのに、慣れてきてやがて当たり前になってくるとこうした考え方になってきてしまったのです。

しかし、少し考えてみてほしいのですが、このようなことを思っているときに、果たして自分はどんな顔をしていると思いますか?

おそらく笑顔ではないと思うのです。多分少し、嫌そうな顔をしているのではないでしょうか。

嫌そうな顔をしているときの自分の感情はいいものではない

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そして、そういった感情はこれまた無意識下で脳に情報として蓄積されていきます。するとだんだんこんな風に思うようになってくるんです。

「なんか、あまり美味しくないなぁ」

そして、食べるものがこれしかないからしょうがなく食べるといった認識になっていってしまいした。そしてつまらない自分を創っていっていたのです。

僕は自分研究を始めてから、自分の今の自分の感情にものすごく敏感になりました。それによってこういった考え方がものすごくもったいないことだと気づきました。人生であと何回食事ができるか?わからないのに、無感動で食べるというのは、楽しみを放棄しているのと同じだと思ったのです。

自分の知らない人に感謝する

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気づきを得た僕は、これを作るのに大変だったんだろうなとか、朝早起きして作ってくれたんだろうな、何十個も作るの大変だっただろうなと、誰が作ってくれたかわからないけど、本当にありがとう!と知らない人に感謝しながら食事を取るようにしました。そして精一杯「美味しい!」と思って食べるよう心掛けました。

すると、今まであまり好きじゃないと思っていたものまで本当に美味しいと思うようになってきたのです。そして、食べているときの顔も、嫌そうな顔をせず、穏やかな顔で食べるようになったのです。食事をする楽しみを再発見した瞬間でした。

自分の周りにあるものは全て誰かのおかげであるということに気づきました。

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蛇口をひねれば水が出るのは、水道管を管理してくれている人がいて、浄水場で働いてくれている人たちがいて、下水処理をしてくれる人がいて、考えただけでもものすごい数の人のおかげで成り立っていると思うのです。電気も電線を管理してくれてる人がいて、停電があれば、嵐の中でも対応してくれる人がいて、もう本当に本当に感謝しかありません。

こういった考え方でいれば、少しぐらいネットの買い物が遅れたくらいで不満をいだくこともなく、むしろいつも早く届くことに再度感謝するような自分になれると思うんです。そして、穏やかな心でいれる、つまりしあわせに繋がっていくと僕は思っているんです。

穏やかな心でいられれば、しあわせがやってきます

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不平や不満を考えてしまう癖がついてしまうと、知らず知らずにしあわせが遠のいていってしまうと思っています。僕はお弁当を感謝して食べるようになってからは、毎日お昼が待ち遠しくなり、とてもいい気分で食事が出来るようになりました。

僕はけっこうな天邪鬼で不平不満を言うことが多い祖父の元で育ちましたが故に、その影響を大いに受けていました。

そして、不平不満を唱えるのは、周りに対しても、そして何よりも自分が一番、いい気持ちでないことは確実なのです。そして、それをしているときの自分がいい気持ちでないことに気づかない、不幸を引き寄せてしまう原因になりかねないと思いました。

また、こういった発想が生まれてしまう時点で、しあわせに向かっていないことに気づきました。僕は頭に不平不満の言葉が生まれた瞬間、すぐに訂正するように心がけるようになりました。

自分を研究することで、自分の性質に気が付き、気を付けることが出来るようになりました。感謝の念を忘れずに、穏やかな心を意識していると、脳が不平不満を唱えにくくななってくることを実感しています。

自分の前にあるものをみて、どれだけ沢山の人の想いが籠っているかを考えると、毎日がとてもいい気持ちで過ごせるようになりますよ!というお話でした。